不動産業者が教える「いい土地情報」の探し方!!


「いい土地」ってどんな土地なの!?

まず一般的に「いい土地」っていうとどういう土地のことをいうのでしょか?

駅に近い、静かな住宅地で環境がいい、前面道路が広く安全、間口が広い、平坦などなどが考えられます。

逆に「悪い土地」とはどういう土地なのでしょうか?駅に遠い、周辺に嫌悪施設などがあり環境が悪い、前面道路が狭い、変形地、小さすぎる土地などが考えられます。

上記の例はあくまでも一般的な考えで、本当の意味でのいい土地を見つけるためには、自分自身や家族がその場所で生活するにおいて何が本当に大切かを検討する必要があると思います。

私も今までに多くの方の土地購入のお手伝いをさせていただきましたが、土地を探し始められて間もない頃におっしゃっておられた条件と、最終的に購入にされた土地とは条件が異なることが多々ございました。土地を探し始めて間もない頃は、上記でお伝えしたような一般的に見て「いい土地」をお探しになる方が非常に多いと思います。しかも、相場よりも非常に安い価格でお探しになり始められます。これは当たり前のことだと思います。誰でもいい物を安く手に入れようとしますし、相場を把握されていないためです。ただ、実際は大津市・草津市・栗東市・守山市エリアで駅に近く、住環境が優れており、手ごろな広さの整形地はどうしても価格が高くなります。ご予算に余裕のある方は別ですが、多くの方はここで少し条件の変更をされます。

でも「掘り出し物」が出るかもしれないのでそれが出るのを待ちます!

それでも、「相場よりもかなり安い掘り出し物が出るかも」とおっしゃる方がいらっしゃいます。ただ実際「相場よりもかなり安い掘り出し物」はほとんど出ないとお考えになる方がいいと思います。仮にそのような情報が出たとしても、何かマイナス要因がある可能性がございます。なぜ、「掘り出しもの」はほとんど出ないかというと、仮にそのような「掘り出しもの情報」が出たとすれば、不動産会社がその物件を購入するからです。もし、そのような「掘り出し物」が出た場合、自社で購入できる会社は自社でその物件を購入します。仮に仲介業者がそのような情報を得た場合も、まずは購入してくれそうな不動産業者へその情報を持っていくことが多いと思います。それはなぜかというと、仲介業者にとって不動産業者は「とてもいいお客様」だからです。「とてもいいお客様」とは決断が早い、無理な条件を言わない、確実に買うお客様です。

じゃあどうすれば「いい土地情報」が手に入るの!?

ただ「掘り出しもの」はほとんど出なくても、相場よりは少し安い物件や、人気エリアの物件などの「いい土地情報」も不動産会社に入ってきます。そのような「いい土地情報」を得るためにはどうしたらいいのでしょうか?

そのためには、やはり「いいお客様」になることだと思います。不動産会社はとてもたくさんの土地探し依頼を受けています。その中で、どのような方へ優先的に「いい土地情報」をお伝えするか考えてみてください。やはり、人と人とのお付き合いの中で、アドバイスを素直に聞いていただける方や、少しの条件変更ぐらいは受けていただけそうな方、予算が妥当、決断が早そう、無理な条件を言わなさそうだと思われるお客様へ優先的に情報をお持ちするのではないでしょうか。つまり、不動産会社は最初に「購入の実現性」が高いお客様かどうかを見極め、現実と希望の条件が整理できているお客様に情報を持っていきます。このようなことを意識されて不動産業者へ土地探し依頼をされると「いい土地情報」に巡り合える可能性が高くなると思います。

 土地の探し方の一例をご紹介します!!

①    探す地域を決める。漠然と草津市、大津市、栗東市、守山市というのではなく、大津市のどのエリア、草津市のどのエリアといふうにエリアを絞れれば絞れるほどいいと思います。

②    広告などでその地域の土地相場を把握する

③    平均的土地相場が自分の設定した予算に対して現実的か非現実的かを見極める

予算に関しては、建物を建てることを検討されている場合は、建物価格、諸費用などを考慮した上で計算する必要があります。建 物価格は建築会社によって大きな価格差がありますが、建築会社が決まっており、予定されている建物の大きさがほぼ決まっていれば、予算はとても設定しやすくなります。建物価格や諸費用の価格設定ができていると、トータル予算に大きな影響を及ぼすのが土地価格だけになりますので、予算の設定が非常にしやすくなります。

仮に、建築会社が決まっていない場合でも、おおよその条件をお聞かせいただけましたら、資金計画をすることもできますので、このタイミングでもお気軽にご相談ください。

④    ここで予算をオーバーしていた場合、土地を探す地域を変える必要がございます。ただ、どうしてもその地域へのこだわりがある場合、ご予算を上げるか建物などを変更する必要がございます。

⑤    どこの不動産会社に土地を探してもらうかを選びます

⑥    営業マンを選びます。

とても重要な要素の一つだと思うのが、誰に依頼をするかだと思います。どの不動産会社に依頼するかももちろん重要だと思いますが、誰に依頼するかということもとても重要な要素だと思います。基本的な事ですが、約束は守る、仕事が早い、土地の短所やリスクをきちんと開示する、質問にきちんと答えることができるかなどはとても大事です。また、意外に盲点ですが建物を建てることを前提に土地を探されている場合、営業マンが建築の知識を持っているかどうかも重要だと思います。建築の知識があるとないとでは、土地選びの際にできるアドバイスに大きな差がでます。

土地をお探しの方も、お気軽にラフィナータへお声掛けください!お客様が「いい物件」に巡り合えるよう頑張ります!


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