(株)矢野経済研究所は3日、2023年の「住宅リフォーム市場に関する調査」結果を発表した。
「10平方メートル超の増改築工事」「10平方メートル以下の増改築工事」「設備修繕・維持関連」「家具・インテリア等」の4分野が対象。調査期間は24年4~6月。
23年の住宅リフォーム市場規模は7兆3,575億円(前年比0.6%増)と推計。分野別に見ると、「増改築に関わる費用」(10平方メートル超+10平方メートル以下増改築工事)が前年比5.2%増、「設備修繕・維持管理費」が同0.3%増、「家具・インテリア等」が同0.6%減となった。
新型コロナウイルス感染症の5類移行により、消費者の行動が内向き消費(リフォームや家具・家電など)から外向き消費(旅行や外食など)にシフトしたことで、リフォーム需要(工事件数)は減少傾向で推移した。一方、建築資材費や人件費の上昇、高付加価値リフォーム需要の増加により1件当たりの工事単価が上昇したことから、市場規模は同微増と予測した。
24年の住宅リフォーム市場規模は7兆1,000億円(同3.2%減)と予測。リフォーム工事原価の上昇や高付加価値リフォーム需要の増加により、住宅リフォーム工事単価は上昇傾向が続く一方、コロナ禍の在宅長時間化による需要増加の反動でリフォーム需要は減少するとみられ、住宅リフォーム市場規模は縮小すると見込む。
25年の住宅リフォーム市場規模の見込みは7兆円。
情報提供:(株)矢野経済研究所、株式会社不動産流通研究所
24年の住宅リフォーム市場規模は7兆1,000億円(前年比3.2%減)と予測されています
確かに建築資材費や人件費の上昇は続いており工事単価は上昇しています。また記事にも書かれてあるように、内向き消費から外向き消費にシフトしており、加えてコロナ禍の在宅長時間化による需要増加の反動もあると思います
そのため、今年度の需要は減少傾向になるとは思いますが、今後も需要は大きく下がることはなく今あたりの市場規模で推移していくのではないかと思います
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