（株）東京カンテイは10日、2023年9月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内。木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は5,307万円（前月比0.1％下落）と、2ヵ月連続で下落した。都県別では、東京都が6,408万円（同1.4％上昇）と反転上昇。神奈川県は4,702万円（同2.2％下落）と下落に転じた。千葉県は4,338万円（同2.8％上昇）と反転上昇。埼玉県は4,337万円（同2.6％下落）と、2ヵ月連続の上昇から反転下落となった。首都圏全体は横ばい傾向となっており、価格が上昇した東京都と千葉県は、平均土地・建物面積がいずれも縮小している。
近畿圏の平均価格は3,802万円（同1.1％下落）と2ヵ月連続の上昇から反転下落。主要府県別では、大阪府が3,671万円（同2.2％下落）と再び下落。兵庫県は4,323万円（同2.4％上昇）、京都府も3,728万円（同2.0％上昇）といずれも反転上昇した。
中部圏は3,909万円（同1.7％上昇）と連続上昇したが、分譲戸数は117戸（同15.2％減少）と減少が続いている。愛知県は3,987万円（同2.9％上昇）と連続上昇するも、分譲戸数は大幅な減少が続いている。
情報提供：（株）東京カンテイ、株式会社不動産流通研究所
9月の近畿圏新築小規模木造一戸建平均価格は2ヵ月連続の上昇から反転下落となりました
首都圏は2ヵ月連続の下落となりました
今はインフレによる資材価格の高騰などの要因で建築費が高値圏で推移しています
ただ、小規模を除く新築一戸建て価格については近畿圏を含め首都圏、中部圏でも上昇が落ち着いています
そのため、新築小規模一戸建て平均価格も価格上昇が頭打ちした可能性があると思います
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