国土交通省は30日、2022年5月の建築着工統計を発表した。
新設住宅着工戸数は6万7,193戸(前年同月比4.3%減)と15ヵ月ぶりに減少した。新設住宅着工床面積は556万4,000平方メートル(同4.9%減)と14カ月ぶりの減少。季節調整済年率換算値は82万8,000戸(前月比6.5%減)と2ヵ月連続で減少した。
利用関係別では、持家が2万1,307戸(前年同月比6.9%減)と6ヵ月連続で減少した。貸家は2万5,942戸(同3.5%増)と15ヵ月連続の増加。分譲住宅は1万9,595戸(同8.5%減)と4ヵ月ぶりに減少した。そのうちマンションは7,569戸(同19.9%減)、一戸建て住宅は1万1,905戸(同0.9%増)。
三大都市圏では、首都圏が総戸数2万3,282戸(同9.8%減)。内訳は持家4,422戸(同12.1%減)、貸家1万145戸(同1.9%減)、分譲8,665戸(同16.0%減)。中部圏は総戸数7,864戸(同0.7%減)、うち持家3,154戸(同0.7%減)、貸家2,362戸(同9.2%減)、分譲2,281戸(同7.1%増)。近畿圏は総戸数9,691戸(同5.6%減)、うち持家2,528戸(同10.8%減)、貸家4,228戸(同11.1%増)、分譲2,887戸(同10.6%減)となった。
情報提供:国土交通省、株式会社不動産流通研究所
住宅の着工数が15ヵ月ぶりの減少となりました
また持家の着工戸数も前年同月比で6ヶ月連続の減少となりました。分譲住宅についても4ヵ月ぶりに減少しました
持家の着工戸数減については、コロナ禍で居住用不動産市場が活発に動き出した影響で、昨年の2月あたりはかなり着工数が多い状況でした。そこと比較すると今は少なくなっていると思います
そのため、今年の持家着工数や分譲住宅着工数は前年と比較すると減少傾向になると思います
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