公示地価 滋賀は14年連続マイナスに/滋賀




土地取引の価格などの算定基準となる今年の地価が、公示されました。県内の地価は、全体の平均では14年連続マイナスとなっています。

調査は、県内346の地点で用途別に行われました。それによりますと、県内の1平方メートルあたりの平均変動率は、前の年に比べて、住宅地でマイナス0.9%、商業地は、横ばい、工業地はプラス1.2%となり、結果、全体では、マイナス0.5%と14年連続でマイナスとなりました。

ただ下落幅は、前年より縮小しています。去年は、新型コロナの影響などで前の年より下落幅が拡大したものの、今年は、上昇地点数が大幅に増加し、結果、下落幅は縮小したということです。

なお県内の商業地で、地価が最も高かったのは、3年連続、JR草津駅前の草津市大路1‐10‐1で、去年より6000円上がった1平方メートルあたり41万3000円でした。

最終更新:3/22(火) 18:32
情報提供:BBCびわ湖放送

全用途の全国平均は前年比0.6%の上昇で、2年ぶりにプラスに転じたものの、滋賀県の公示地価は全体平均では14年連続マイナスとなりました

しかしながら今年は、上昇地点数が大幅に増加し、結果、下落幅は縮小したようです

滋賀県湖南エリアを中心に、価格が上昇したエリアでは大きく上昇しています。しかしながら二極化が進んでいるため、平均では年々マイナスとなっています。この傾向は今後も続くでしょう

工業地の地価上昇については、インターネット通販の利用拡大に伴う大型物流施設の整備が進んでいる影響などで、全国的に上昇しています

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