既存住宅販売量指数、戸建住宅・マンションで増加


国土交通省は31日、2020年12月分の既存住宅販売量指数を発表した。登記データを基に、個人が購入した既存住宅の移転登記量を加工。10年の平均を100として指数化している。数値は季節調整値。

 同月の戸建住宅・マンションを合計した指数は116.4(前月比2.6%増、前年同月比8.8%増)であった。床面積30平方メートル未満のマンションを除いた場合は、111.4(同2.6%増、同10.3%増)。

 戸建住宅は113.7(前月比1.4%増)、マンションは120.0(同3.9%増)、30平方メートル未満を除いたマンションは109.4(同3.0%増)。

 都市圏別では、南関東圏が合計122.9(同3.0%増)、30平方メートル未満のマンションを除くと115.3(同2.3%増)。名古屋圏は合計が117.8(同4.4%減)、30平方メートル未満のマンションを除くと115.3(同3.9%増)。京阪神圏は合計が109.9(同2.5%減)、30平方メートル未満のマンションを除くと100.6(同1.6%増)。

情報提供:国土交通省、株式会社不動産流通研究所

12月の既存住宅の販売量指数は前月比に対して増加となりました。10月まで4ヶ月連続の増加となっており、11月にわずかに減少しましたが再度増加に転じました。前年の既存住宅販売量指数と比較しても+8.8%増と大きな増加となっています

昨年あたりまでは、マンションの指数の増加が目立ちましたが、コロナ禍以降は戸建住宅の販売量指数も増加しています

テレワークの影響で若干利便性は悪くても、広い居住スペースを求められる方が増えたためだと思います

もちろんエリアによって差は出ると思いますが、しばらく居住用の不動産市場は活発に動くと思います

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