住宅ローン利用、変動型利用者が62.9%


(独)住宅金融支援機構は26日、「住宅ローン利用者調査(2020年11月調査)」結果を発表した。19年10月~20年3月に住宅ローン(フラット35を含む)を借り入れた人を対象にインターネット調査を実施した。調査期間は、20年11月1~12日。有効回答件数は1,500件。

 金利タイプ別利用状況は、「変動型」が62.9%で、前回調査(20年5月)比2.7ポイント増加した。「固定期間選択型」は24.5%(前回調査比2.1%減)、「全期間固定型」が12.6%(同0.6%減)と、いずれも減少した。

 今後1年間の住宅ローン金利見通しについては、全体では「ほとんど変わらない」が66.1%(同8.8ポイント増)と増加。「現状よりも上昇する」は18.1%(同2.0%減)、「現状よりも低下する」は7.3%(同3.6%減)、「見当がつかない」は8.4%(同3.3%減)と、いずれも減少した。

 フラット35以外の利用者が住宅ローンを選んだ理由は、「金利が低い」が72.6%でトップ。フラット35利用者では、「返済額を確定しておきたかった」が53.6%でトップとなり、次いで「金利が低い」(42.1%)だった。

情報提供:(独)住宅金融支援機構、株式会社不動産流通研究所

これだけ変動金利の金利が低いと変動金利を選択される方が増えるのも無理はありません

今は住宅ローン控除もあるため、1%を下回る金利で借り入れが出来ると大きなメリットがあります

そして今は各金融機関が通年の優遇をしてくれるので、それが金利変動リスクの軽減になると考えておられる人も多いと思います

また、ここ10年以上変動金利の基準金利が大きく変動していない事もそれを後押ししていると思います

多くの方が今後も大きな金利の変動はないと考えておられることから、今後も変動金利で借り入れをされる人が多い状況が続くでしょう

ただ今はフラット35についても空前の低金利であるため、選択肢の一つとして考えられてもいいと思います

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