滋賀県野洲市は18日、老朽化し危険な状態で放置されていた市内の空き分譲マンションについて、空き家対策特別措置法に基づく解体工事の行政代執行を終え、終了を宣言した。行政代執行による分譲マンションの取り壊しは全国的に珍しいという。
市によると、マンションは1972年建築の鉄骨3階建て。老朽化でバルコニーや共用廊下が部分的に崩落していた。市は放置するのは不適切だとして同法に基づく「特定空き家」に認定。区分所有者に解体を命じたが実現せず、自主解体は困難だと判断し、今年1月に解体工事を始めていた。
市は今後、所有者9人に約1億1800万円の費用を等分し請求の予定。
情報提供:共同通信
野洲の中古マンションの解体工事が終了したようです
分譲マンションにおいて管理と修繕がいかに大事かがわかる事例です
マンションで管理と修繕が適切におこなわれなければ、極端な話こちらのマンションのように建物が老朽化し住めなくなります
そして建物は朽ち果てていき、ゆくゆくは周囲に危険を及ぼします
そうなると強制的に建物を解体するしかありません
今後全国でこのようなマンションは増えるでしょう
今回の事例でもそうですが、行政代執行で建物が解体された場合は所有者に解体費用が請求されます。これは所有者にとって大変なことです
そのためマンションを購入する際は管理と修繕がきちんと行き届いているマンションの購入をおすすめします
また、今マンションにお住まいの方はご自身のマンションがこのような状態にならないように管理に積極的に参加される方がいいでしょう
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