中古マンション成約価格、2ヵ月連続のマイナス


 (公財)不動産流通推進センターは10日、全国の指定流通機構における2020年5月の売買成約状況を発表した。

 既存マンションの成約件数は3,387件(前年同月比33.43%減)と3ヵ月連続でマイナス。成約価格は2,578万円(同5.52%減)、1平方メートル当たり単価は39万3,800円(同5.12%減)と、ともに2ヵ月連続のマイナスとなった。

 既存戸建住宅の成約件数は2,478件(同11.81%減)と2ヵ月連続のマイナスとなった。成約価格は2,000万円(同13.19%減)と3ヵ月連続のマイナス。建物面積は112.24平方メートル(同1.90%減)と3ヵ月ぶりのマイナス。土地面積は209.96平方メートル(同3.78%増)で、3ヵ月連続でプラスとなった。

情報提供:(公財)不動産流通推進センター、株式会社不動産流通研究所

5月の中古マンション平均成約価格は先月に続きマイナスとなりました

成約件数も前年同月比33.43%減と大幅なマイナスとなりました

中古戸建に関しても、成約件数・成約価格共にマイナスとなっております

5月は全国で緊急事態宣言が発動され完全に自粛ムードでした。当然、不動産の動き自体がほぼ止まっていました

その状況下で成約する物件はやはり余程安いなどの理由があった物件である事が予想されます

そのため先月のデータは実勢価格を判断する上ではあまりあてにはならないと思います

緊急事態宣言が解除され、6月に入り不動産が活発に動き出しました

おそらく6月あたりからは成約件数、成約価格共にプラスになると思います

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