首都圏中古マンション、管理費は経年化で下落傾向


(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)はこのたび、2019年度「首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金」に関する調査結果を発表した。


それによると、2019年度に同機構を通して成約した首都圏中古マンションの月額管理費は、1m2当たり平均189円、1戸当たり1万2,211円だった。修繕積立金は1m2当たり平均166円、1戸当たり1万683円。月額管理費と修繕積立金の合計は、1m2当たり平均355円、1戸当たり2万2,894円だった。


都県別でみると、月額管理費とは修繕積立金の合計は、東京都が2万3,533円(月額管理費:1万3,159円、修繕積立金:1万374円)。神奈川県が2万2,762円(同1万1,601円、同1万1,161円)。埼玉県は2万1,141円(同1万611円、同1万530円)。千葉県は2万1,984円(同1万750円、同1万1,234円)。


1戸当たり月額管理費は経年化するにつれて下落傾向。1m2当たり修繕積立金は経年化するにつれて上昇傾向、規模が大きくなるにつれて下落傾向となっている。

情報提供:東日本レインズ、suumo

こちらのデータは首都圏のデータですが、近畿圏で調査をしたとしてもよく似た結果になるでしょう

やはり管理費と修繕積立金の平均額は月3万円弱です

駐車場を借りておられる方はこの金額に駐車場代がプラスされます

管理費は経年化するにつれ、管理会社等の変更などで下落傾向のようです

しかしながら近年は人件費の高騰などの理由で管理費も上昇傾向のようです

修繕積立金に関しては経年化すれば上昇傾向です。これはほとんどのマンションが新築時の修繕費を低く設定しすぎている事や段階的に修繕費を上げていくためです

修繕費に関しても、今後は工事費の高騰などによりますます上昇傾向になると思います

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