先日のコラムを見てお客様から「何故不動産売却において会社の規模は関係がないのか?」という質問を受けました
その理由をこちらでもお伝えしておこうと思います
こちらについては以前コラムでもお伝えしたことがあると思いますが再度お伝えしておきます
では早速お話を始めます
不動産の売却依頼受けた不動産業者は、売主様と媒介契約を結んだ後、レインズと呼ばれる不動産の流通システムに物件情報を登録します
このレインズに物件が登録されると、全ての不動産業者がその物件の情報を知る事になります
物件情報を見た不動産業者は自社にその物件を紹介できそうなお客様がいればすぐに紹介をします
何故このような動きをするのかというと、もしその物件の買主様を見つけて成約にいたると、買主様から仲介手数料がいただけるからです
その際、売主様側の不動産業者は売主様から仲介手数料をいただくことができます
仮に自社に紹介ができそうなお客様がいなかったとしても、自社の広告やホームページにその物件情報を掲載したりすることもよくあります
よく同じ物件情報を色々な会社の広告やホームページなどで見かけることがあると思いますが、それは売主様側の不動産業者が広告掲載許可を出しているためです
当然情報の露出が増えると成約する確率は上がります
これに関しては、掲載許可をする会社としない会社があります。何としても自社で買主様を見つけたいと考える会社は許可をしないこともあります
弊社は売主様の了承が得られれば他社広告は許可します。それは少しでも情報を多く露出させ早期売却を達成するためです。色々な会社が広告活動をしてくれることは売主様にとっては大変有利です
このように不動産流通システムは小さな不動産業者に売主様が売却を依頼したとしてもきちんと売却が成立するように配慮されたものになっています
そして今は不動産ポータルサイトのようなインターネット広告が主流になっています
昔は新聞広告が主流でその会社の広告頻度などで売却に差が出るケースもありましたが今はそれがなくなってきています
あとはやはり近隣へのポスティングはとても重要です。新聞の購読率が減り、新聞広告の反響は低くなってきていますが、紙広告で物件情報を伝えることは今の時代でも有効です。そこで最も効果的なのが直接情報をお届けできるポスティングです
ポスティングに関しては、積極的におこなう会社とほぼ行わない会社にわかれます
弊社では積極的にポスティングをおこないます
あとはそれに加えて担当者レベルでできることがいくつかあります
そのため、不動産売却に関しては会社ではなく絶対に担当者で決めるべきです
すぐに売却が成立すればいいのですが、売却に時間がかかってしまった時に誰に販売を任せているのかで差が出ます
売却に苦戦した時、売主様の物件売却のために担当者が精一杯努力をしてくれるかどうかはとても重要です
ただただ価格のせいにして値下げだけを要求してくるのか、精一杯出来る限りの販売努力をするかどうかは担当者によって大きく変わります
不動産の売却は、担当者で売却依頼先を決められることが最も良い条件で売却するコツです
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