住宅ローン金利タイプ、3・4月に比べ5・6月は「変動型」が増加


住宅金融支援機構はこのたび、「民間住宅ローン利用者の実態調査 金利タイプ別利用状況【速報】(2015年5月・6月期)」を発表した。平成27年5~6月に民間住宅ローンを借り入れた全国の20~60歳未満の人(学生、無職は除く)を対象にインターネットによるアンケート調査を行い、490件の回答を得たもの。調査期間は平成27年6月10日~22日。


5・6月は3・4月と比べ「変動型」が増加し4割弱に。「固定期間選択型」も増加


住宅ローンの金利タイプには、「変動型」「固定期間選択型」「全期間固定型」の3つがある。


利用した住宅ローンの金利タイプを聞いたところ、「変動型」の割合は、平成27年5・6月では38.4%となり(図)、前回(平成27年3・4月)の33.3%から増加した。前回は、「変動型」の割合が、平成25年11・12月以降で最も少なかったが、平成27年1・2月から長期金利が0.400%を下回ったこともあり、今回は増加する結果となった。
「固定期間選択型」の割合は26.9%で、前回の25.6%から増加となった。このうち、当初の金利が固定される期間が「10年」のものの割合は11.2%で、前回の9.6%から増加した。 「全期間固定型」の割合は、前回の41.0%から減少し、34.7%となった。

 図:金利タイプ別利用状況と長期金利
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※住宅金融支援機構 「民間住宅ローン利用者の実態調査 金利タイプ別利用状況【速報】(2015年5月・6月期)」より抜粋


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