9月の新設住宅着工、5ヵ月連続の減少に


国土交通省は31日、2024年9月の建築着工統計を公表した。

 同月の新設住宅着工戸数は6万8,548戸(前年同月比0.6%減)となり、5ヵ月連続の減少となった。また新設住宅着工床面積は522万3,000平方メートル(同2.3%減)となり、こちらも5ヵ月連続の減少となった。季節調整済年率換算値は80万戸(前月比3.0%増)で3ヵ月連続の増加。

 利用関係別では、持家が1万9,350戸(前年同月比0.9%減)となり、34ヵ月連続で減少した。貸家は3万1,033戸(同4.4%増)。分譲住宅は1万7,921戸(同7.0%減)と、5ヵ月連続で前年同月を下回った。分譲住宅のうちマンションは7,651戸(同6.1%減)と前月に続く減少、戸建住宅は1万110戸(同8.2%減)と連続減少は23ヵ月となった。

 三大都市圏別では、首都圏が総数2万5,047戸(同11.5%増)。内訳は持家4,045戸(同0.9%増)、貸家1万2,800戸(同20.8%増)、分譲8,136戸(同6.0%増)。中部圏は総数7,139戸(同11.9%減)、持家2,833戸(同7.5%減)、貸家2,490戸(同9.2%減)、分譲1,802戸(同21.2%減)。近畿圏は総数1万2,261戸(同2.8%増)、持家2,715戸(同5.3%増)、貸家5,771戸(同13.8%増)、分譲3,756戸(同11.5%減)だった。

情報提供:国土交通省、株式会社不動産流通研究所

9月の住宅着工数は6万8,548戸(前年同月比0.6%減)となり、5ヵ月連続で減少しました

持家の着工戸数は1万9,350戸(前年同月比0.9%減)となり、前年同月比で34ヶ月連続の減少となりました。分譲住宅についても1万7,921戸(同7.0%減)となり、5ヵ月連続の減少となりました。うちマンションは7,651戸(同6.1%減)となり、2ヵ月連続で減少し、戸建て住宅も1万110戸(同8.2%減)となり、23ヵ月連続の減少となりました

近畿圏は総数1万2,261戸(同2.8%増)、持家2,715戸(同5.3%増)、貸家5,771戸(同13.8%増)、分譲3,756戸(同11.5%減)となり総数は、増加しました

ここまで持家や分譲一戸建の着工数減少し続けているのは、少子化の影響もあるとは思いますが、建築費の上昇により需要が減少していることも要因になっていると思います

ただ、今のところ建築費が下がる要素はなく、インフレが続けばさらに上がる可能性もあるでしょう

新設住宅着工戸数は今後も減少傾向で推移するとは思いますが、注視する必要がありそうです

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