大津市に「星野リゾート ロテルド比叡」 誕生!!


多くのリゾートホテルなどの再生を手掛けてきた
「星野リゾート」が比叡山中のホテル「ロテル・ド・比叡」を
7月1日から「星野リゾート ロテルド比叡」として再スタートさせた


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星野社長は「滋賀には魅力が十分ある。強い施設となれる。」と強調し
京都とは一線を画し、滋賀を前面に出して顧客獲得に挑む



新生ホテルのコンセプトは「比叡山に佇む湖のオーベルジュ」を掲げた


オーベルジュはフランスが発祥で、土地の料理を楽しめる宿泊施設付きレストランを意味します。


出会いの美食、絶景、地域魅力の3要素が重要で、ここにはすべてそろっています。


星野社長はこの施設の再生を任せてもらったとき、旧ホテル時代の3要素を捨てようと決めたようです。


その3要素とは、婚礼利用、宿泊者以外のレストラン・カフェ対応、そして京都です。


ここで私が、一番心を打たれたのは「京都」を捨てられたことです。
星野社長は「京都は観光集客力が強く、そこに頼ろうとする気持ちは分からなくもない。
だが、ここ比叡山には滋賀とともに歩んできた独自の文化がある。坂本の街並みは魅力的だし
ふなずしに代表される発酵文化もある。京都のおこぼれに預かるほど弱くない。十分な素材がある。」
とおっしゃっています。


そうです。滋賀には歴史があり観光資源も実はたくさんあります。お寺、琵琶湖、歴史ある宿場町などなど本当に多くの
観光資源があります。
ただお隣に京都があることで、どうしても観光客は京都に流れてしまいます。そのため京都からのおこぼれ
に預かろうとしてきていたと思います。


星野社長はこんなこともおっしゃっています「滋賀には足りないものはない。ただ素材の魅力を観光サービスとして
演出していく力は必要。見せる順番を組み立てたり、違った見せ方をしたり、加工したりするプロデュース力だ。
私たちは琵琶湖の食材を使い、観光ルートをつくって情報発信する。プロとして地域の魅力を演出し
国内外にいる旅慣れた人や食にうるさい人を引き付けたい」と


非常に力強く、滋賀県の人にとって参考になるメッセージだと思います。


このような事をきっかけに、どんどん滋賀の魅力を国内外に発信していき、京都とセットで必ず
寄らなければならないと思ってもらえるような観光スポットに成長していってもらいたいと思います




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