住宅金融支援機構、リバースモーゲージの実績公表


(独)住宅金融支援機構は18日、住宅融資保険を活用したリバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」の利用実績等を初めて公表した。



 同ローンは、60歳以上を対象にした住宅融資保険を活用した金融機関によるリバースモーゲージ。毎月の支払いは利息のみで、元金は利用者が死亡した時、担保物件の売却で一括返済する。愛称の「リ・バース60」は、5月から使用している。



 2017年度の同ローンの付保申請戸数は174件(前年度比346.2%増)、付保実績戸数68戸(同325.0%増)、付保実績金額8億5,000万円(同466.7%増)、取扱金融機関38(同15機関増)となった。



 申込者の平均像は、年齢72歳、年収330万円。6割が年金受給者で、使途は「新築マンション購入」40%、「新築戸建建設」31%。平均資金計画は、所要額3,391万円、融資額1,691万円、毎月返済額3万5,000円。利用タイプは、61%が「ノンリコース型」だった。



参照資料:(独)住宅金融支援機構



まだまだ取扱い件数は少ないようですが、件数は伸びているようです



今後ますます高齢化社会が進む中、余生を綺麗で利便性の高い駅前のマンションなどで過ごしたいと考えられる方も多いのではないでしょうか


逆に、広々としたお庭がある綺麗な一戸建てでのんびり過ごしたいという方もたくさんいらっしゃると思います



ただ今迄は高齢であれば住宅ローンを組むのが難しいためそのような望みがあっても叶えることができませんでした



そのようなニーズに対応したのが「リバースモーゲージ型住宅ローン」です



月々の返済は利息のみの返済で快適な生活が手に入れることができるというのが売りです。もちろん死んだときは物件の売却によりローンの返済となるので物件はなくなりますが、いずれにしても資産をあの世には持っていくことができないので問題ないと考えられるかたも多いと思います



資産を残すよりも生きているうちに快適な生活を送るほうがいいという考え方です



今後、このような住宅ローンが広く認知されると、もっと取扱件数が伸びることが予想されます



年金等でローン返済が余裕をもってできるるなら、このような選択肢も面白いとおもいます




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