（公財）不動産流通推進センターは20日、2017年度および18年3月の指定流通機構（レインズ）の活用状況を公表した。
同年度の新規登録件数は、547万1,012件（前年度比1.7％増）で、月平均45万5,918件の物件登録がなされた。同年度末の総登録件数は97万8,400件（同16.9％増）。
物件別では、売り物件の新規登録件数は164万4,486件（同1.4％増）。成約報告件数は18万3,378件（同2.7％増）。総登録件数は38万3,883件（全体の39.2%）。賃貸物件は、新規登録件数が382万6,526件（同1.8％増）。総登録件数59万4,517件（全体の60.8％）で、15年連続で賃貸物件が売り物件の件数を上回った。
新規登録売り物件の取引態様別物件数は、専属専任が22万5,945件（構成比13.7％）、専任媒介50万9,253件（同31.0％）、一般媒介47万4,692件（同28.9％）。成約報告物件では、専属専任が5万1,373件（同28.0％）、専任媒介が8万55件（同43.6％）、一般媒介が2万4,427件（同13.3％）だった。
なお18年3月の新規登録件数は、59万1,594件（前年同月比19.9％増、前月比28.5％増）で、前年同月比では9ヵ月連続の増加、前月比もふたたびプラスに転じた。成約報告件数は、8万9,740件（同26.3％増、同49.9％増）。総登録件数は97万8,400件（同16.9％増、同15.8％増）で、前年同月比では24ヵ月ぶりにプラスに転じた。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、レインズとは我々不動産業者のみが閲覧できる不動産の情報共有システムです
不動産業者がお客様から物件の売却依頼を受ける際には媒介契約という契約を締結します。上記の文章の中に記されている、専属専任媒介、専任媒介、一般媒介とは媒介契約の種類です
媒介契約には３種類あり、専属専任媒介や専任媒介で契約をした場合必ずレインズに登録する義務があります。一般媒介でも登録されることが多いです
レインズに物件登録されることにより、全不動産業者に情報が共有されることになり販売促進につながります
上記のデータによると１７年度はレインズに新規登録された物件数が増えており、１８年３月も大幅に増えています
このデータをみても今は不動産が活発に動いていることがわかります
不動産市場が活発な今のような時期をチャンスととらえられ、売却しておこうと思われている方が多いのではないでしょうか
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