昔から不動産屋さんは「千三つ屋」といわれることがあります
「千三つ」とはどういう意味かというと1000の内3、即ち0.3%の確率。落語では千の言葉の中に真実は三つの大うそつき、ほら吹きのことです
不動産屋さんは「千三つ屋」、これは千の物件の内3件しか取引にならない職業だということです
確かに弊社にもたくさんの物件情報が入ってきます。この物件が売りに出た、この物件が売りに出そうだなどという情報です
ただフタを空けてみると売りにも出ていないし、売主様は売るつもりなど全くないということが本当によくあります。これは物件価格が高ければ高いほどよくあります
現実的には本当か本当でないかに関わらず、とにかくスピード重視で千に三つでも仕事になればいいというスタンスで動く方もいらっしゃいます
もちろん広告やインターネットサイト、会社のホームページなどに出ている情報はきちんと売主様と不動産会社の間で媒介契約が結ばれている売り物件であることは間違いないのでご安心ください
ただ、そのような意味で不動産屋さんが「千三つ屋」といわれてきたことが、意味を取り違えて業界全体がいい加減だと勘違いされている方もいらっしゃるようです
今でこそ少なくなりましたが、業界として怖いというイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう
そのような流れは払拭されなければなりません
取引額が大きければ大きいほど、お客様にとって安心安全な取引きがおこなわれなければなりません。そして情報ももっとクリーンに開示されなければなりません
弊社はこのお客様との信頼関係という部分は一番大事にしていきたいと思います