大津市が人口減少対策を検討するため、市内転入者と市外転出者に
市の良いと感じる点などの意識調査をおこないました
その調査で出た結果として、大津市の魅力として一番多かったのが
「自然環境」でした。
琵琶湖や比叡山に囲まれた環境を一番の魅力と感じておられる方が多く
いらっしゃるようです。
ほかには「住宅価格」「まちの景観」「子育て支援」の評価が
比較的高かったようです
逆に不満に感じられているのは「交通利便性」「買い物の利便性」
「市内道路環境」が指摘されたようです。
教育環境に関しても、「悪い」と答えた人の割合の方が
「良い」よりも多かったようです
全体的な評価では、大津市を「住みやすい」や「どちらかというと
住みやすい」と答えた方が半数以上となったようです。
ただ、転出者への調査で再び大津市で暮らしたいと積極的に考える人は
少数派だったようです。
また、転入者への調査でも大津市が重視する「子育て環境」や「教育環境」
に関しては転入の決め手にほとんどなっていないことがわかりました。
こちらの調査結果を見ると大津市にとっては非常に厳しい結果になったと思います
調査結果にもあるように、大津市の自然環境は非常に素晴らしいと思います
ただ、この部分を県外の方などにきちんとアピールできているかというと
まだまだ不十分だと思います
実際、大津市は調査結果にもあったように京都や大阪と比較して「住宅価格」は
低いですし、「子育て」もとてもしやすいと思います
不満が多かった、「交通利便」や「買い物の利便性」に関しては大津市は南北、東西
に大変広いため、利便性の悪いエリアも多くその影響が出たためだと思います
こちらに関しては、この調査だけでは一概に判断がしにくい点もあると思います。
しかしながら、転入を考えている方や転出した方が大津市の「子育て環境」や
「教育環境」に魅力を感じている方が少ないことや「また大津市に是非住みたい」
と思われている方が少ないのは確かです
大津市は本当に住みやすい都市だと思います。是非この調査を参考にして
いただき多くの方が「大津市に何としても住みたい！」と思ってもらえるような
街になって欲しいと思います。
