住宅ローン 過当競争の可能性


昨日に続き住宅ローン関連の記事です

昨日は金融機関が低金利な上に様々なサービスを
打ち出してきているというニュースをお伝えしました

その続きのような記事になりましが
こちらも毎日新聞の記事です


金融庁は住宅ローン競争の激化で、銀行の収益が悪化しないか警戒感を強めている。今年に入って、住宅ローン業務に関する実態調査を開始。金利が過去最低水準に低下する中、採算を度外視した貸し出し競争に陥らないよう、各行にリスク管理の徹底を促したい考えだ。

 実態調査は、三菱東京UFJ銀行など主要行のほか、融資業務の中で住宅ローンへの依存度や融資残高が多い一部地方銀行が対象。残高や平均金利だけでなく、借り手の年収に占める返済額の割合▽金利変動時の対応策▽2030年度までの住宅ローン業務の収益見通し--などの回答を求めている。

 国内の銀行全体の住宅ローン残高は14年9月時点で約120兆円。融資全体の4分の1程度を占める。信用力の低い人でも相当の金利をつけずに貸し出すようなケースが重なれば、不良債権に転じるリスクも高まる。そうなれば、銀行の経営が揺らぎ、金融危機の再発につながりかねない。

 金融庁は「目先の顧客を増やすため、銀行が収益を度外視した低金利競争に陥っている可能性がある。過当競争に陥らないよう、調査し、分析していきたい」(幹部)と説明。銀行の回答をもとに、住宅ローンのリスクを適切に管理しているかなどを分析、年内にも調査結果を公表することを検討している。また、無理な金利設定で収益の悪化などが見込まれる銀行があれば、個別の指導などを通じて改善を求める方針だ。


確かにこれだけの低金利の上に様々なサービスをしていくと銀行の収益は
下がる一方だと思います


万一、金融機関の経営が揺らいでしまうと、またまた金融危機が訪れます
金融危機がおこるとたまったものではございません


お金のプロである、銀行が検討に検討を重ねておこなっている
経営戦略なので大丈夫だとは思いますが、無理のない競争をおこなって欲しいものです


消費者の方々や我々不動産業者にとってはありがたいお話ではありますが・・


不動産売買実例 無料相談サービス
Fudousan Plugin Ver.1.3.4
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。