不動産業界誌を読んでいると、各自治体で「空家管理条例の制定」が進んでいると
かかれておりました。
現在、日本全国で空家の増加が深刻な問題になってきています。
特に深刻なのが、老朽化して危険な状態になっている建物です。
「空家管理条例」に関しては、自治体によって条例の内容
が異なります。ただ、簡単に説明すると、危険な状態になっている建物
や景観などに悪影響を与えている空家の所有者に対して、自治体が
改善指導・勧告などをおこないます。それでも改善されない場合の対策として
代執行の規定を設ける自治体もございます。
このニュースをみて思ったのが、最近は相続等で譲り受けられた
空家の査定をおこなう事が本当に多いということです。
相続されて、すぐに売却や借家にされる場合、家の状態は悪くないケースが多いのですが
しばらく放置されたお家に関しては、いたるところに不具合が出ているケース
によく遭遇します。
家はしばらく使用していないと、本当に痛むものです。
もちろん不動産を空家のまま放置されるのには、様々な理由があるからだと
思います。
ただ、いつか対処しようと思っている間にも、すぐに月日が経過します。
そうしているうちに、上記のように家が老朽化して、他人へ危険
を及ぼす状態になってしまったり、そこまでの状態にならないまでも
家が傷んでしまい、資産価値を落としてしまう事も考えられます。
危険を及ぼさないまでも、空家で放置されたまま生い茂った樹木は
近隣にご迷惑をお掛けしている場合が多いものです。
空家をどうしようかお悩みの方はとりあえず信頼のできそうな
不動産業者にご相談だけでもされる事をおすすめします。
不動産業社のまわりには、必ず司法書士や税理士などの人脈も
ございます。
相談された結果すぐに、売却をすることにならなかったとしても、
何かしら役に立つアドバイスをもらうことはできると思います。
そこで今後どうしていくかということをを決められてはいかがでしょうか?